公開日:2021.09.14最終更新日:2023.09.01
webマーケター必見!効率化におすすめなITツール21選!【最新版】
集客施策の実行、データの分析・解析・検証、PDCAサイクルを回すなど、Webマーケターの仕事ってたくさんあってとても大変ですよね。
やることがたくさんあってやらなきゃいけないことに手がつけられない…。なんてことありませんか?
そこで今回はWebマーケターの仕事の中でも、「分析・解析、リサーチ、SEOの業務効率化」に焦点を当てて、Webマーケターとして知っておきたい、業務効率化に最適なツールをたくさんご紹介させていただきます。
ホームページ制作会社である当社が、どれもオススメするツールばかりなので、ぜひ最後まで目を通してください!
この記事を読んで少しでも業務改善していただけると嬉しいです!
分析・解析ツール編
『Googleアナリティクス』
Googleアナリティクスは、自社サイトを訪問したユーザーの行動に関するデータが得られるツールです。
主に自社サイト流入後のサイト内行動の解析に役立ちます。
特徴
- ユーザー像を詳しく分析
- Googleでしか得られないインサイト
- インサイトを成果に
Webサイトがどのくらいアクセスがあるか、どれくらい売上が伸びたか、どのページがよく見られているか、どのチャンネルからのアクセスが多いか、などを確認できるツールです。
例えば、最近改善したランディングページを改善前と後で比較することもできるし、得られたデータを見ながらユーザーの問題点を発見して、改善することができますね。
また、Google独自の機械学習機能を使って、データから新たなインサイトを見つけ、コンバージョンに至る可能性が高いユーザー層や、収益につながる見込みの高いユーザー層などを特定することも可能です。
料金やプランについて
- 営業担当に問い合わせる必要あり
※無料版あり
使用するにはGoogleアカウントが必要です
URL: https://analytics.google.com/analytics/web/provision/#/provision
『Googleサーチコンソール』
Googleサーチコンソールは、Googleの検索結果でのサイトパフォーマンスを監視、管理することができるツールです。
前に紹介したGoogleアナリティクスと違い、主に自社サイト流入前の解析に役立ちます。
特徴
顧客がどういった検索キーワードで自社のWebサイトに来訪しているのか、また検索結果には表示されるものの、来訪に至らなかったキーワードも知ることができます。なのでどのキーワードを強化したコンテンツにすればいいのかのヒントを得ることができますね。
また、自社のWebサイトがGoogleの規約に違反しているなどの重要な問題を見つけたり、新しく追加したWebページが正しく公開されているかを確認したりもできます。
SEO対策ツールとしても使えるので使えて損はしないでしょう。
料金やプランについて
『Googleスプレッドシート』
Googleスプレッドシートは、便利なスプレッドシートを作成することができるツールです。
便利な機能付きのスプレッドシートを活用したい時に役立ちます。
特徴
- 場所を問わずにどこでもアクセス可能
- 簡単に分析
- 便利なアドオンが使用可能
スマホ、タブレット、パソコンからアクセスできるため、好きなタイミングで作成や編集が行えます。
また、「データ探索」パネルを使用すると、生成された各種グラフや分析情報からデータの概要を把握することが可能です。
さらに、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールのアドオンを使うことで、より一層便利に使うことが出来るので、二つのツールと合わせて使ってみるのもいいでしょう。
料金やプランについて
『juicer』
juicerは、無料で使用できる多機能のユーザー分析ツールです。
手軽に様々な機能を利用して分析してみたいという時に役立ちます。
特徴
サイトのメインユーザーがどんな人で、どんなことに興味があるのかをビッグデータから抽出し、サイトづくりやコンテンツづくりに欠かせないペルソナ設計が自動で行ってくれます。
また、サイトがどんな企業からどのくらいアクセスされているかも分析できるほか、ユーザー全体の傾向だけでなく、一人一人のユーザーを細かく観察することもできるんです。
さらに初回訪問ユーザーにだけ特別なキャンペーンや、CVしそうなユーザーにもう後一押しをするポップアップでバナーやクーポンを表示させることもできます。
毎週のサイト変化状況を1通のメールにまとめて届けてくれる点も、なかなかログインできない時などには助かる機能ですよね。
料金やプランについて
- 基本プランは無料で使用できます
- 各種オプション機能を使用したい場合は有料プランに入ることで使用できます
データ活用プラン: 月20万円~
DMP分析レポートプラン: 月5万円~
広告運用代行プラン: 5万円+広告配信・広告運用費等
セグメントデータご提供プラン: 1セグメント5万円
URL: https://juicer.cc/
『User Heat』
User Heatは、月間30万PVまで無料で利用できるヒートマップツールです。
ヒートマップ分析に突出したツールを使用したい時に役立ちます。
ヒートマップとは、顧客のマウスの動きを追跡し、ページの中でよく見られている箇所を色で視覚化するものです。
特徴
ページがどのように見られているか。どのページがどこまで読まれたのか。ページのどこがクリックされたのか。ページの中でマウスをどのように操作したのか。どれくらいスクロールして離脱したか。などを5種類のヒートマップ解析によって可視化してくれます。
これによってページの中でどこがよく見られていて、どこが見られていないかなどの、アクセス解析だけではわからないデータを取得することで、ページ内での離脱要因を発見し改善することができますね。
料金やプランについて
30万PVを経過後は計測が止まり、自動で課金されるようなことはないので安心していいでしょう。
『Ptengine』
Ptengineは、デザイン性に優れ、初心者にも扱いやすいヒートマップツールです。
初めてでも扱いやすい分析ツールを探しているのならおすすめです。
特徴
「データ収集」、「インサイト取得」、「施策実行」、「効果検証」の改善サイクルを誰もが高速で実施することができる設計になっています。
一つのタグをWebサイトに設置するだけで、自動的にユーザーの行動データを取得できるほか、ノーコードで重要指標の計測設定ができたり、Webサイトを改善したり、ABテストを開始することができるんです。
簡単に利用できる点は新しいツールを使う際にとても魅力的ですよね。
料金やプランについて
ABテストやサイト編集が可能な「Experience」
二つ合わせた「Bundle Pack」があります
- どれも月3,000PVまで無料で使用できます
- Growthプランはどれも14日間無料で試すことができます
- Premiumプランはどれもお問い合わせが必要です
Growthプラン
- Insight: 月4,980円
- Experience: 月7,980円
- Bundle Pack: 月9,980円
リサーチツール編
『Googleトレンド』
Googleトレンドは、トレンドキーワード調査ツールです。
今どのようなキーワードが流行っているかを知りたい時に役立ちます。
特徴
- 検索ボリュームが急激に伸びているキーワードを知ることができる
- 対策キーワードが最も検索される時期を知ることができる
- 最も検索数が多い地域を調べることができる
トレンドを知ることが出来るので、トレンド化し始めたキーワードを参考に新たにコンテンツを追加することによって、集客経路を強化することが狙えます。
また、対策キーワードが伸びる時期を知ることができるのは魅力的な点ですね。
料金やプランについて
URL: https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
『Googleアラート』
Googleアラートは、登録したキーワードを含む新規記事が話題になった時に知らせてくれるツールです。
気にかけたキーワードが話題になったことをすぐに知りたい人におすすめです。
特徴
キーワードを登録しておくと、そのキーワードが含まれる新規記事が話題になった時に通知で知らせてくれるため、リアルタイムで任意のキーワードが話題になったことを知ることができます。
使い方次第で競合リサーチなど、様々な役に立つでしょう。
料金やプランについて
URL: https://www.google.co.jp/alerts
『Exploding Topics』
Exploding Topicsは、海外の過去の検索ボリュームが急上昇しているキーワードを教えてくれるツールです。
メディアに取り上げられるかもしれない流行になりそうなキーワードを探したい時に役立ちます。
特徴
検索したい期間とカテゴリを選択して検索をかけると、検索ボリュームが急上昇しているキーワードを教えてくれます。
日本語は未対応ですが、海外で流行るキーワードは日本でも流行る可能性は高いので、将来日本で流行るであろうサービスやトピックをいち早く見つけることができますね。
料金やプランについて
- 毎月の支払いでの月額費用
プロスタンダード: 67$ プロコンプリート: 197$ - 毎年の支払いでの月額費用(30%お得)
プロスタンダード: 47$ プロコンプリート: 137$
どちらのプランも14日間を1$で開始できます
URL: https://explodingtopics.com/
『ラッコキーワード』
ラッコキーワードは、無料で利用できるキーワードリサーチツールです。
キーワードリサーチに必要な情報を収集したい時に役立ちます。
特徴
任意のキーワードで検索をかけると、一瞬でそのキーワードに続くキーワードたちやトレンド情報を見ることができます。
任意のキーワードに対して、読者や視聴者が求めているコンテンツを見つけることに手助けしてくれるので便利です。
料金やプランについて
URL: https://related-keywords.com/?gclid=EAIaIQobChMIn5Wqz7ru8gIVw6qWCh1vog00EAAYASAAEgLPjfD_BwE
SEO対策ツール編
『Googleキーワードプランナー』
Googleキーワードプランナーは、任意のキーワードを入力することで、そのキーワードの月間検索ボリュームがわかるツールです。
キーワードの競合性を調べたい時に役立ちます。
特徴
集客したいキーワードや関連キーワードが、実際にどの程度の検索数なのかを知ることが出来ます。
また、競合他社がそのキーワードに対して広告を出しているのかどうかも知ることができるんです。
料金やプランについて
URL: https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
『GRC』
GRCは、検索順位チェックツールです。
手軽に検索順位を調べたい時に役立ちます。
特徴
ワンクリックで検索順位を取得し収集・計測してくれます。
順位結果を記録してくれるため、いつから順位が変動したのかを後々振り返ることが出来る点も魅力的です。
さらに、パソコンの起動と同時に自動順位チェックをしてくれる機能もあるため、チェックのし忘れの防止や、時短にもなります。
料金やプランについて
ベーシック | スタンダード | エキスパート | プロ | アルティメット | |
月払い料金 | 495円 | 990円 | 1,485円 | 1,980円 | 2,475円 |
年払い料金 | 4,950円 | 9,900円 | 14,850円 | 19,800円 | 24,750円 |
『共起語検索』
共起語検索は、Googleの検索ワードTOP30サイトから分析した共起語を教えてくれるツールです。
任意のキーワードの共起語を知りたい時に役立ちます。
共起語とは、ある特定のキーワードが出現した時に一緒に利用されるキーワードのことを指します。
特徴
任意のキーワードの共起語として認識されていると思われる単語の種類と、その単語がどれだけ認識されているかの数も教えてくれます。
自分の宣伝したいキーワードの対策のみならず、共起語の対策もすることで、より多くのユーザーに見つけてもらいやすくなるでしょう。
料金やプランについて
URL: https://neoinspire.net/cooccur/
『UberSuggest』
UberSuggestは、対策キーワードや関連キーワードの検索ボリュームをチェックすることができるツールです。
一目で、任意のキーワードに関する情報を得たい時に役立ちます。
特徴
- SEO難易度(競合の激しさ)がわかる
- Google広告のクリック単価がわかる
任意のキーワードで検索をかけることで、検索ボリュームの多さや、競合分析の結果から競争率を数値で表してくれたり、クリック単価によりそのキーワードの価値の高さを知ることができます。
新しいコンテンツを作成する時にはぜひ使っておきたいツールですね。
また、URLを検索すると、競合サイトのトラフィック数、被リンク数、ドメインスコアを確認することができるので、競合サイトの分析にも使うことができます。
料金やプランについて
- 無料でも使用できますが、有料プランに入る、買切ることでより高性能になります
パーソナル | ビジネス | エンタープライズ | |
毎月支払い | 2,999円 | 4,999円 | 9,999円 |
買い切り | 29,990円 | 49,990円 | 99,990円 |
※毎月支払いは7日間無料のお試しがあり、買い切りは30日間の返金保証があります
URL: https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/
『PageSpeed Insight』
PageSpeed Insightは、サイトの読み込み速度を計測するツールです。
自身のサイトの読み込み速度が最適な状態かを確認したい時に役立ちます。
特徴
SEOでもサイトの読み込み速度は非常に重要な項目なので、ぜひ使っておきたいツールです。
100点満点のスコアで速度を評価してくれるほか、改善した方がいい項目を明確にしてくれたり、合格した項目も教えてくれるため、どこを修正したらいいのかがすぐにわかる点が魅力的ですね。
料金やプランについて
URL: https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
『SEMRush』
SEMRushは、多機能のオールインワンツールです。
一つでほぼすべてのことが出来るツールが欲しい人にはおすすめです。
特徴
キーワード選定、競合分析、検索順位のトラッキング、レポート、被リンク分析、サイト監査、広告やソーシャルメディアの機能など、とにかくたくさんの機能があります。
一つ一つの機能を見ると他のツールに劣る部分はありますが、各機能そこまで差はありません。
無料で試すことができるので、使ってみて損はしないでしょう。
料金やプランについて
- 無料で使用できますが、無料版では1日10アクションまでの制限がされています
Proプラン | Guruプラン | Businessプラン | |
月間プラン | 119.95$ | 229.95$ | 449.95$ |
年間プラン | 1,199.4$ | 2,299.4$ | 4,499.4$ |
URL: https://semrush.jp/
『Ahref』
Ahrefは、上で紹介したSEMRushと同じで多機能のオールインワンツールです。
日本ではAhrefユーザーの方がSEMRushユーザーよりも圧倒的に多いです。
特徴
キーワードリサーチ、競合分析、被リンク調査はAhrefが圧倒的に優れています。
また、SEMRushと比べて若干価格が低いです。ですが、Ahrefには広告機能など、SEMRushにはある機能が一部ありません。
料金やプランについて
Lite | Standard | Advanced | Agency | |
月払い | 月 99$ | 月 179$ | 月 399$ | 月 999$ |
年払い |
月 82$ | 月 149$ | 月 332$ | 月 832$ |
※7日間7$のトライアルがあります。
URL: https://ahrefs.com/
『Screaming Frog SEO Spider』
Screaming Frog SEO Spiderは、サイト監査に優れたツールです。
大規模サイトでサイト監査したい時に役立ちます。
特徴
クロールしたページのタイトル、meta description、最初のh1とh2の内容と長さが一覧化されるため、例えばタグが設定されていないページ、各タグの内容が重複しているページやタグが短すぎる・長すぎるページを見つけやすいです。
また、クロールされた各URLに対してのステータスコードが表示されるので、エラーページを一覧の中で確認できます。
料金やプランについて
- 無料で使用できますが、様々な機能に制限がかかっています
- 有料版:年間:149.00£
『SEOチェキ!』
SEOチェキ!は、SEOに役立つ様々な情報を調査することのできるツールです。
調査スピードが非常に速いので、すぐに情報を知りたい人におすすめです。
特徴
主な機能は、サイトSEOチェック、検索順位チェック、キーワード出現頻度チェック、発リンクチェック、Whois情報、HTTPヘッダ情報を表示することができます。
競合サイトの調査にも使用でき、なにより調査スピードがとにかく速いのでストレスなく使用できるのが魅力的です。
料金やプランについて
URL: https://seocheki.net/
『SimilarWeb』
SimilarWebは、イスラエル産の競合サイトアクセス分析ツールです。
競合サイトのアクセス解析がしたい場合に役立ちます。
特徴
Googleアナリティクスが自社サイトだけに対して、SimilarWebは競合のアクセス解析に特化しているため、競合がどのキーワードやリンク、媒体からの集客が強いのかわかるので、自社が何に力を注げばよいのかがわかるようになります。
注意点として、SimilarWebの元データはGoogle提供データではないため数字に多少の誤差が生じるのですが、SimilarWebでの自社サイトの結果をGoogleアナリティクスと比較し、ズレの程度を把握することで改善は可能です。
料金やプランについて
- 無料で使用できますが、有料プランだと制限が解除されます
- 有料プランに入るには、コンサルタントと話す必要があります
『Yoast SEO』
Yoast SEOは、WordPressの内部SEO対策をサポートしてくれるプラグインです。
WordPressを使っている方はぜひ使っておきたいツールです。
特徴
個々の投稿ページで文章の読みやすさ解析や、投稿一覧ページにSEOのスコアが表示されることで改善の目安を明確にしてくれます。
その他にも、Webサイトを訪問したユーザーが今どの場所にいるのかをパンくずリストというものを使い、視覚的に表示できます。
また、WordPressとSNSのアカウントを連携させれば、投稿した記事をSNS上で同時公開することも可能です。
料金やプランについて
- 無料で使用できますが、有料版の方が機能が多いです
- 有料版:89$
まとめ
いかがだったでしょうか?
業務効率化において、分析・解析、リサーチ、SEOの視点からたくさんのツールを紹介させてもらいました。
少しでも気になったツールがあったらぜひ使ってみて業務効率化をしてみてくださいね!